エルメスバッグの革
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フランスのパリにエルメス本店があります。エルメスブームは日本以上である事はもちろん、その人気はエルメスバックにあり、中でも人気があるのはエルメスケリーバックです。その上質さはアトリエ制作風景から伺えます。パリから自動車で30分のパンタンという街にアトリエエルメスがあります。革は革保管部で保存。温度や湿度に細心の注意を払い保存しています。エルメスバックに革が使用される時、革のどの部分をエルメスバックに使うかが重要。牛革はショルダー、バット、ベリーに分けらますがエルメスバックに使われるのは丈夫なバット部分だけで、牛革も無傷なものをエルメスバックとして使用します。ダチョウの場合も大きな突起のある部分しか使用しません。アリゲーターの場合は、大きな模様のある部分しかエルメスバックに使用しません。普通、アリゲーター革の模様の中心をセンターにして、左右対称になるように切り抜きます。1つのエルメスバッグを作るのに、2匹のワニが必要です。そのため、何十年程度では駄目になりません。これは当初作っていた丈夫な馬具を作っていたからでしょうし、馬具といえばエルメスというほどで、かのナポレオン3世や、ロシア皇帝ニコライ2世も愛用していました。アトリエエルメスの屋上にはHERMES/SELLIER(エルメスバック屋)が残っており、現在でもエルメスバック1つに27時間かけて馬具を作り続けています。これはエミールの願いでした。エミールの死後も彼の部屋は残されています。